イダテンギンポ
イダテンギンポ【硬骨魚綱 スズキ目 イソギンポ科】
写真:福津市渡
全長:6.5cm
探す:<磯>潮だまり <汽水域>
分布:日本各地(北海道・東北・沖縄を除く)
レア度:★★★
頭部に横帯があり、ナベカやトサカギンポと似ているが、体側に太い横帯や
頭頂部に皮弁が無いことから見分けがつく。
体側には、細い暗色の縦線や網目模様がある。
だが個体によっては、体側の模様が見えにくいものもいる。
←(左)ナベカ イダテンギンポ(右)→
カキの殻の間や岩の穴の中に潜んでおり、海だけではなく汽水域にも生息している。
下顎に鋭い犬歯が生えており、エビやアサリ、ゴカイなどを好んで食べている。
イダテンギンポの名前の由来は、海底や岩の上を素早く移動することから、
よく走る神様として知られている「韋駄天(いだてん)」から
名づけられたと言われている。