クサフグ
クサフグ【硬骨魚綱 フグ目 フグ科】
写真:福津市恋ノ浦
全長:4.5cm
探す:<磯>潮が引いた時の浅瀬、海藻のあいだ <砂浜> <汽水域> <淡水域(稀に)>
分布:日本各地
レア度:★
体色は、背部が灰色から濃緑色で無数の小白色斑があり、腹部は白色。
胸鰭後方に明瞭な黒色斑がある為、似たような種と見分けることができる。
フグ毒で有名なテトロドトキシン。
クサフグは、卵巣・肝臓・腸が猛毒、皮膚は強毒、筋肉と精巣は弱毒。
フグの種類によって、毒を保有する場所や部位別の毒の強さが違うので注意が必要。
クサフグと言えば、激しい産卵シーンが有名。
産卵期は5~8月で、この時期の新月や満月の日に数百~数千匹ものクサフグが一斉に
波打ち際で、海水が白濁するほど激しい産卵をする。
なぜ、集団で波打ち際で産卵をするのか・・・。
理由は、集団で行うことにより生き残る可能性が高くなり、
波打ち際であれば産卵してすぐ卵が食べられる危険性が少ない為と言われている。
移動水族館でも、子供たちに大人気なクサフグ^^
基本写真のように砂に潜っているので、どこに隠れているのか探してもらっています!
素人目だと一瞬見当たらないくらい、上手に隠れてる時がありますよー